岡山県北部の道場の歴史はこの勝山の地から始まりました。
岡山市内で空手を始めた柴田正志准師範が地元の勝山に戻ったのを機に勝山道場を開設。
稽古は毎週水曜日、勝山スポーツセンター内で少年部と一般部に分かれてきめ細かい指導が行われています。
担当するのは真庭市議会議員でもある分支部長の柴田正志准師範です。
北分支部の拠点として長い歴史を誇るこの道場には柴田准師範の人柄や指導方針が随所に散りばめられています。
少年部の稽古では、『挨拶ができること』『返事ができるここと』『話を聞くときは話す人をしっかり見ること』・・・空手以外の人として当たり前のことを指導し、この三つが出来るようになることが上達の一番の近道と思い、毎回、稽古のはじまる前に確認をしているそうです。
柴田准師範は言います「武道の稽古は、修行の意味合いがあり、ゲームの要素があるスポーツと違い稽古内容に面白い要素は余りありません。それをいかに楽しく行うか、勢いと雰囲気でやり切るかが指導を行う上で気を付けています。稽古が終わると体は疲れても、気分スッキリ、元気にいっぱいになって欲しいと思います」とのこと。
空手の稽古以外にも、月に一度「とくいく論語学習会」を開いており、毎回多数の生徒が参加し、正しい心のあり方を学んでいます。