水島道場が開設されたのは今から30年以上も前。
県内でも有数の歴史のある道場です。
開設当初は公共の体育館で稽古をしていましたが、縁あって現在の貸し教室で稽古を始めると道場生が増加。恵まれた環境で大勢の生徒が汗を流しています。
水島地区は自動車や鉄鋼などの製造業のある、西日本有数の工業地帯です。
道場のある福田学区は、地元企業で働く人達の住む地域で小学校は第一福田小学校から～第五福田小学校まである子どもの多い地域でもあります。
会場は通勤用の道路沿いにあるコンビニエンスストアの2階貸教室です。
時間貸しとはいうものの、ミットや用具類は専用の棚があり、冷暖房も完備、公共施設に比べると稽古時間の制限もなく常設道場並みに快適に稽古を行うことが出来ます。
カバン置き場や掲示物などのセッティングを済ませて待っていると、1階のコンビニで購入したと思われるドリンクを片手に持った子供達が入室してきます。
稽古指導は藤島師範と片山指導員の二人体制で行われ、幼年を中心とした白帯は片山指導員が担当して理解力に合わせた稽古を行います。
色帯の生徒は藤島師範が担当。
元気の良い子が多く、稽古中もユーモアを含むやり取りで明るく楽しく笑顔が溢れています。
歴史のある道場らしく、小学生の時に稽古していた人がお父さんとなり、自分の子どもを入会させる事が増え「昔はもっと厳しかった。当時みたいに鍛えてください。」など言われます。
一般部では、中学生と高校生が中心となって学校の部活動のような雰囲気で稽古が行われています。
多くの生徒は小学生の頃から継続している生徒達で地道に稽古を行い、着実に実力をつけ昇級は勿論、競技試合でも好成績を収めています。
週の中頃の木曜日、中だるみしがちな心を引き締めるべく、水島道場の稽古で気合いを入れなおしてみてはどうでしようか。