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日本武道人育成会 極真会館岡山県本部

昇段レポート

林天鞠(南方)

2016年5月入会/2026年3月昇段
姉の影響で幼年時に入会し、同年代の仲間たちと共に楽しく稽古を積み重ねてきました。白帯の期間は長かったものの、「色帯を取得したい」という明確な目標を持ってからは着実に昇級を重ね、所属する南方道場だけでなく野田道場、さらに茶帯取得後は一般部にも積極的に参加してきました。

組手・型の両試合に数多く出場し、多くの大会で入賞を果たすなど実績も豊富です。また、指導者から受けた助言を丁寧にメモし、自ら実践と工夫を重ねる真摯な姿勢も印象的です。今後は経験を活かし、後輩を導く先輩として更なる成長と活躍が期待しています。

私は四歳の時に空手を始めて今年で10年になります。最初の内は姉がいたからという理由だけで空手に通う日々が続いていましたが、直ぐに試合に出場しました。

それ以来、ほぼ毎年組手試合に出場するようになりましたが、試合に勝ちたいという気持ちは特にありませんでした。

しかし、だんだん、試合でトロフィを獲得したいという気持ちが芽生え、それからは練習にも熱があいり、緑帯くらいになった頃には試合でも上位に入れるようになっていきました。

ですが、あるときの組手試合で私は体格に差がある相手に負けてしまいました。その試合で私は組手の形を変える必要があると感じました。

それまではずっと直線で攻める猪突猛進のような攻め方をしていましたが、体格で劣る相手にももっと違う戦い方をしないといけませんでした。

中川会長師範や藤島師範から「前蹴りをもっと出すべきだ」とアドバイスをいただきました。そのアドバイスをもらってから、前蹴りを練習しましたが、うまく出すことがなかなか出来ないばかりか前蹴りを蹴ることを避けるようになっていきました。

茶帯一級になっってもしばらく経ったとき、藤島師範から「昇段審査を受けないか」と声をかけてもらいました。一次審査は型だったので録画したビデオを見ながらいただいたアドバイスをメモしそれを見返しながら練習しました。

一次審査当日は緊張のせいで練習のようにきれいな型をすることが出来ませんでした。審査が終わってからは悔しかったですが、同時に二次審査では絶対に昇段に相応し組手をしようとも強く思いました。

組手では技の攻めのバリエーションが少ないことが主な課題でしたが、バリエーションを増やすために出すのも受けるのも苦手でこれまで避けてきた前蹴りをまず重点的に練習しました。当たらなくてもいいからできるだけ前蹴りを出してみたり、友だちに効果的な前蹴りのコンビネーションを教えてもいました。

するとだんだん前蹴りを出せるようになり受けも上手くなっていきました。前蹴りが出せるようになると他の蹴りも出しやすくなって、課題だった技のバリエーションを増やすことが出来ました。そして二次審査当日、私は自分で納得出来る組手をすることが出来ました。先生方からも「すごく良かった」と褒めていただきとても嬉しかったです。

最後に私がこの度昇段出来たのはいつも指導してくださった先生方、共に切磋琢磨した先輩方、仲間、そしてどんな時でも送迎をしてくれた家族がいたからです。これからも応援してくださる方々への感謝を忘れず、目標のために日々精進していきたいです。