
2016年5月入会 2025年9月22日昇段
5歳の時に入会。その後、姉と二人の妹も入会し、姉妹仲良く稽古に参加していました(姉は中学進学時に大会)入会当初から体の使い方が上手で技の飲み込みも早く昇級は順調だったように思います。中学進学後は部活の関係で一時期、稽古から遠ざかったこともありましたが、昇段を決意してからは稽古回数を増やしたり、講習会に参加するなどして力をつけてきました。組手に苦手意識があったようで、最初の昇段二次審査で不合格。その挫折をバネに更に追い込み、組み課題であった強い気持ちで再審査合格を果たしました。今後も後輩の良き模範となることを期待しています。



感謝を胸に恩返しをしていく
私は友達に誘われたことをきっかけに、五歳の時に空手を始めました。始めたばかりの頃は嫌で、泣くことがよくありました。一度、辞めたいと思い、電話をしたこともあります。その時に出てくださった先生が止めてくれました。それからは、なんとなく続けていました。
四年生のとき、初めて型試合に出ました。試合に出るのは初めてで、「試合」というものがどのようなものかも分からず、ただ気になったからという理由でした。その試合では一度も勝つことができず、とても悔しかったのを覚えています。その悔しさをバネに空手に取り組むようになり、次第に楽しいと感じるようになりました。しかし、その中でも組手への苦手意識はずっとありました。



中学生になると部活動も始まり、新しい環境での疲れや忙しさから、空手から離れる時期もありました。その時に親や家族と話し合い、「黒帯を取りたい」という思いが自分の中にあり続けていることに気づきました。その後、「一次審査を受けたい」と先生に伝え、久しぶりに他の曜日の稽古にも通うようになりました。型が好きだったことや周りの方々の支えもあり、厳しいことを言われることもありましたが、頑張ることができました。
一次審査では緊張はありましたが、練習通りに行うことができ、合格することができました。



二次審査は組手でした。その審査では、昇段組手の際にメンタル面でうまくいかず、「気持ちが見えない」という理由で再審査という結果になってしまいました。自分の中ではやり切ったつもりだったため、とても悔しく、「やはり組手は苦手だ」と落ち込みました。



それでも、黒帯を諦める気持ちにはなれず、次こそは合格したいという思いが少しずつ戻ってきました。そして、もう一度頑張ろうと決意しました。そこからは今まで以上に気持ちを入れて練習に取り組みました。体力トレーニングはとてもきつかったですが、一つの目標に向かって努力を続けました。
また、妹に見てもらったり、練習後には先生や先輩方から多くのアドバイスや励ましをいただきました。その中で、「逃げたくない」「恩返しをしたい」という気持ちが少しずつ強くなっていきました。そして、一緒に受審する仲間の存在もあり、とても心強く、以前よりも前向きに頑張ることができました。



二次審査当日は前回よりも緊張はありましたが、不思議と不安はあまり感じませんでした。昇段組手では多くの方が応援してくださり、これまでの練習の成果もあり、自分の力を出し切ることができたと思います。メンタル面でもしっかりと向き合うことができ、結果は合格でした。結果を聞いた瞬間、これまでの努力は無駄ではなかったと改めて感じることができ、本当にうれしかったです。
空手を始めてからこれまでを振り返ると、うれしかったこと、悔しかったこと、辛かったことなど、さまざまな経験がありました。しかし、そのすべての経験があったからこそ、ここまで頑張ることができたのだと思います。そして、続けてきて本当によかったと感じています



黒帯を取ることができたのは、周りの方々のおかげです。一人ではここまで続けることはできなかったと思います。支えてくださったすべての方々に、心から感謝しています。
これからは、今まで自分がしてもらったように、誰かを支えられる人になりたいと思います。そして、いただいた優しさや励ましを、自分なりの形で少しずつ恩返ししていきます。


