入会年月日:2016/01/16
昇段日:2024/12/15
入会当初から素直で真面目、伝統稽古・組手稽古の両面で堅実に成長してきました。昇段の場で語っていたように、同年代の仲間たちとの切磋琢磨が大きな支えとなっていたようです。高校受験という多忙な時期にも稽古を欠かさず、「文武不岐」を体現する姿は指導者としても頼もしく感じられました。現在は高島道場で少年部の補助指導員として後輩を優しく指導してくれています。今後も謙虚な姿勢と努力を続け技術面はもちろん、人間的にもさらに成長し、後輩の良き手本として活躍してくれることでしょう。



私は六歳の時に友だちの紹介で空手を始めました。最初の頃は道場に行くのが嫌で車の中で泣いて両親を困らせていたのを覚えています。それでも先生や先輩方が優しく声をかけてくださったお陰で楽しく稽古に参加出来るようになりました。
稽古に慣れて友だちも出来た頃に初めての組手試合に出場しました。その時は得意になりつつあった上段回し蹴りを使って敢闘賞をいただき、両親に褒めてもらってとても嬉しかったです。
しかし、次に出た試合ではあっさりと負けてしまい、組手に対して痛くて怖いイメージがつき、組手試合に出ることを避けるようになりました。そんな中、稽古で型を学ぶ機会があり、試合には出なかったものの、型の稽古が楽しいと思うようになりました。六年生の時に出場した型試合では入賞することが出来て、試合に勝つ喜びと同時に空手の楽しさを感じました。



中学生になり、南方の少年二部に通うようになりました。少年二部には自分より少し年齢が上の先輩方が昇段を目指していて、その先輩方に少しでも近づきたいと思い、真剣に稽古するようになりました。それまで避けていた組手試合にも先輩方に背中を押してもらい、出場してみることにしました。
試合前の稽古は先生も先輩方もいつもより気合が入っていて、体力がない私にとっては辛いものでした。それでも道場で自分より強い相手と組手をする中で組手が上手くなりたいと思うようになり、日々の稽古を大切にすることを意識しました。その試合では三位に入賞することが出来て、いつのまにか組手が楽しいと思うようになりました。



中学二年生の時に同期の友だちが昇段審査を受けることになり、その友だちの一次審査の型を見る機会をいただきました。その型を見て感動したことをきっかけに私も昇段したいと思うようになりました。以前から先生からは「いつ昇段するの?」と話をもらっていたので、昇段審査を受けてみようと思いました。
先生や先輩方の支えもあり、型と組手は合格することが出来ましたが、試割型は確認審査となってしまいました。



自分の準備不足が原因となり悔しかったですが、メンタル面でもまだ黒帯には相応しくないと思っていたので、当然のような気もしていました。そこからの三ヶ月間、先輩に付きっきりで試割型の指導をしていただきながら、動画で自分の動きを確認して空手と向き合いました。今までで一番真剣に稽古に取り組み、メンタル面でも成長できたと思います。



審査当日は自信を持って試割型が出来ました。先生から黒帯を受け取った時は喜びと同時に自分に関わってくれた人たちへの感謝で胸がいっぱいになりました。
私がこれまで空手を続けてこられたのも、今回昇段出来たのも自分の周りの全ての人の支えがあってのものだと思います。これからも日々努力して自分を支えてくれた方々のように誰かを支えられる人になりたいです。


